用語解説
ここではSEED FUTUREで出てくるキーワード的な物や拙宅で登場したオリジナルの用語を解説しています。
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- ESPEM <読み:エスピーム>
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- 地球圏平和維持機構の俗称。
- (英名:The Earth Sphere Peacekeeping Mechanusm)
- 俗称は英名の頭文字をもじったもの。<E,S,PE,M>
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- ラクス=ヤマトが立ち上げた、平和の維持のためどの国家にも属さず、また全ての利権を求めない中立組織の名称。
- 地球圏から全ての争いを無くすべく、地球上の全ての国家並びにプラント、月の自立都市全てに呼びかけて、共同の組織の立ち上げを提唱し、CE93 3/31 より正式な組織として立ち上げられた。
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- 本部を月のマンティウスクレータに創られた都市『アリストテレス』に置き、その初代事務総長にはラクスが就任することも、同時に了承される。
- 組織は全ての国家から派遣する形で事務員、運営委員を構成している。
- また平和を維持するための力として、軍隊を所有するに当たり、この技術や戦闘員も各国からの派遣、提供という形で構成している。
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- 軍はクラスに分けによりその立場の責任範囲を切り分けている。
- クラスの目安は以下の通り。
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- クラスS:将軍クラス(准将以上)
- クラスG:大隊長クラス(少佐〜大佐)
- クラスM:小隊及び部隊長、艦長クラス(中尉〜少佐)
- クラスH:副隊長、副艦長、戦場小班指揮者クラス(少尉〜中尉)
- クラスA:構成チームリーダクラス(曹長,准尉)
- クラスB:一般構成員(上級)クラス(伍長,軍曹)
- クラスC:一般構成員(下級)クラス(上等兵,二等兵)
- クラスD:新人、見習いクラス
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- 基本クラスSの人間が隊長以下の任命を行い、それを事務総長が承認して最終決定される。
- 但し戦場では特例として、非常時にはクラスM以上がそれ以下のクラスの人間に任命することができる。
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プラント
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- 宇宙に浮かぶ人工の大地、コロニーを拠点とする国家。
- 国民はほぼ100%コーディネータ。
- 農業技術の開発で物資の面でも豊かな生活が実現され、現在の地球圏では最も力のある国家の一つ。
- またコーディネータ全般が先天的に能力も高いこともあって、未だナチュラルとの間には根強い溝があるが、両者の利害関係当から対等の立場での外交交渉は行われるようになった。
- 細々した問題はあるものの、現在のところ、一部を除いて概ね地球の各国ともその関係は良好。
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オーブ首長国連邦
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- 地球上で唯一コーディネータが普通に暮らすことができる、赤道上のいくつもの島国からなり、どの国家とも同盟を結んでいない中立国家。
- 何度か滅亡の危機にさらされながら、その度に力強く復興することで、世界にその自力を知らしめる。
- また代表首長の力もあって、現在地球上で最も力のある国家として、他国からは畏怖される存在でもある。
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大西洋共和国
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- CE75 ブルーコスモスの母体であったロゴス、当時の大統領の戦死により求心力を失い、大西洋連邦としてその結束力が同じに失われた。
- 結果、独立を唱えた自治体との内紛・分裂により、残った母体国家は大西洋共和国としてその規模と国土を縮小する形になる。
- 今ではその国家元首の発言力も、地球軍での立場も弱まっている。
- 国民の意思もプラントとの融和へと傾き、今では一応対等な国家同士として外交テーブルにつく。
- しかし以前からの名残で、相変わらずコーディネータの居住は認めていない。
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<平和主義集団> ヤマト派
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- 旧クライン派のコーディネータの集団。
- ラクスが結婚したのと、夫であるキラへの求心力が高まったのを契機に世間の呼称が変わり、自らもそれを受け入れた。
- ラクスのカリスマ性も相まって、コーディネータの約8割はこのヤマト派と言われる。
- またナチュラルにもラクスを心酔する者は多く、ナチュラル間でもその思想は広く浸透し、かなりの数のヤマト派のナチュラルがいると言われている。
- 時には武器を取ることも厭わないが、基本的には平和主義者達の集まり。
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<テロリスト組織> デュランダル派
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- ギルバート=デュランダルが提唱した「デスティニープラン」を心酔している組織。
- 過激な行動は少ないためあまり表に出てこないが、その手法は水面下でマインドコントロールなどによって徐々に人々の間に思想を浸透させ、ある瞬間に爆発的に行動を起こし、多くのパニックを引き起こす。
- 行動が起きるまでなかなかそれを察知することができないため、各国ともその対応に頭を悩ませる。
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- 産まれた時から持っている能力によりその人に応じた役割付けられるべきという思想を理想とする人間が集まるため、種族や産まれによる差別がなく、認められた者はナチュラル、コーディネータの垣根が無いことも特徴。
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<テロリスト組織> ザラ派
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- パトリック=ザラが提唱した「コーディネータこそ新たな人類」という思想の元に、ナチュラルの世界からの廃絶を目論む、コーディネータばかりで構成された過激な武装集団。
- しかしラクスの提唱する理想が相反するものであることから、ヤマト派のコーディネータを攻撃の対象とすることもある。
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<テロリスト組織> ブルーコスモス
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- 武器商人組織ロゴスにより作られた、コーディネータ廃絶を声高に叫ぶナチュラルの集団。
- ロゴスの全滅により弱体化したが、その思想に共鳴する人間はどこにでも少なからずおり、時折世界各地で自爆テロ等の行為がニュースで流れていた。
- 最近は新たな新興産業をバックに、その影響力をまた強めてきている。
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APS <読み:エーピーエス>
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- Automatic Pilot System の略称。
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- 20数年前の『"FOKA'S"の乱』の際、テロ組織"FOKA'S"が開発した、無人で起動するMSシステムの略称。
- 人が操縦しないということで、人の能力に左右されず同一の戦闘力を発揮し、機体のエネルギーが続く限り起動が可能というメリットがある。
- また正確性は人より上で、調子に左右されることも、状況に躊躇うこともない。
- しかし複雑な行動を可能にはなっているが、所詮プログラムで動くため、想定外の動きに脆いという一面もある。
- 各国の申し合わせで、このシステムの利用は現在禁止されているが、テロリストは人員の不足を補うため、条約を破ってこれを利用している。
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"FOKA'S"の乱<読み:フォーカスのらん>
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- FOKA'Sは Failer of KIRA 's の略称。
- メンデルで最高のコーディネータ誕生実験の末、失敗作として産まれた者達が起こした戦争。
- この戦いが人類の存亡を掛けた、最後の大きな戦争と言われている。
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- しかしこれは通称で、正式な歴史書には戦争の事実のみ記載されている。
- これはラクスやカガリが、"FOKA'S"メンバー達の過去、そして人類の犯した過ちから、その呼び名を抹消させたからである。
- この戦いで人の命に関するあり方をもう一度考えさせられた戦いだと、歴史書では語っている。
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- ただ世間一般にはこの通称が通っている。
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