- オーブ首長国連邦の行政府内。
- カガリは神妙な面持ちで組んだ手の上に顎を乗せて、アークエンジェルからの連絡を待った。
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- 核の光が夜空に煌いてから、半日が過ぎていた。
- しかしカガリにはもう何日も連絡を待っているような気がするほど、長く重い時間が流れていた。
- そして再び通信機に着信の音が鳴り響く。
- 代表首長という立場である以上、アークエンジェルから以外の通信も入ることは当然ある。
- エターナルとの通信を指示してからもう何度か通信機を取ったが、どれも自分が聞きたい情報をもたらすものではなかった。
- またかとうんざりした気持ちと、今度こそはと期待する気持ちが半々で通信機を取る。
- 結果はようやくアークエンジェルから専用回線を通しての通信だった。
- 待ってましたとばかりに勢いよく姿勢を正し通信機を取りなおすと、メイリンがエターナル得られた情報を報告する。
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- 「プラントに被害なし。キラさんがストライクフリーダムにて出撃。核ミサイル及び敵部隊を戦闘不能にしたということです。しかしザフト軍には戦死者、大破した機体多数ということです」
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- 以上が報告の内容だった。
- わかったありがとうと短く返事をすると、カガリはガタッと椅子から立ち上がり窓辺に移動する。
- そして今は見えない光が飛び散った空を見上げる。
- 今見る空はそんなことなどなかったかのような、青空が広がっている。
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- とりあえずプラントやキラ、ラクスに被害が無かったことには胸を撫で下ろした。
- かつて戦争状態だった国とはいえ、今は停戦協定を結び、何より大切な親友が自分と同じくトップに立ち平和のために共に進んでいる。
- それにナチュラルであろうとコーディネータあろうと人が死ぬのは哀しいことだ。
- 2度も戦争を経験してそのことは身に染みて感じていた。
- だからプラントが無事だったことは本当に純粋に嬉しく思った。
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- だが再び出撃した心優しい双子の弟を心配する。
- 戦うことを誰よりも嫌うが故に、誰よりも戦いに巻き込まれていく。
- 前の大戦ではそこまでは感じられなかったが、ヤキンドゥーエの戦争では廃人寸前まで心を病んでしまったことは、あの時の見ている方も辛くなる程痛々しく心が傷ついた弟の姿は今も鮮明に記憶に残っている。
- そんな彼ができれば二度と戦うことがないようにと願わずにはいられなかった。
- だがそれは傍に居る愛する者こそが一番望み、誰よりもそのことを悲しんでいるのは想像に難くない。
- そんなことを思うと胸にこみ上げるものがあり、無意識に顔をしかめていた。
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- そんなカガリにアスランがそっと寄り添い、優しく抱きながら言葉を紡ぐ。
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- 「大丈夫だ、あいつは誰よりも優しくそして強いから。それにラクスが傍にいる。プラントに被害も無いなら今俺達は俺達ができることをしないと、あいつを、いやあの二人を信じて」
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- アスランもキラが激しく傷ついたことに少なからず責任を感じ、また自らも戦うこと、戦って負った傷と罪に苦悩する日々を過ごしたことがある。
- それでも今は精一杯生きて、平和な世界を築くために戦い続けること。
- それができる限り彼は戦う意志を、愛する者を守ることを厭わないだろう。
- その意志の強さは自分が一番よくわかっている。
- 傷つくことがわかっていながら、一度はそれでも自分が差し出した手を振り払い、自分と戦ってしまったのだから。
- いや今は彼女の方がよくわかっているかなと、自嘲して苦笑する。
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- そんなアスランを見てカガリはそうだなと少し笑って、今は明るい日差しが射す青空を見上げた。
- 空には昨晩の悲劇の面影はなかった。
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PHASE-06 「戦いの予感」
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- ストライクフリーダムをプラントの専用格納庫に収容させると、キラはヘルメットを取りながら頭を振って汗を吹き飛ばす。
- そして簡単な調整をすると整備の依頼を担当の整備士にして、冴えない表情のまま格納庫を後にする。
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- 人はどうして争ってしまうのだろう。
- 争って得られるのは、終わらない憎しみと悲しみの連鎖だけだというのに。
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- 戦う覚悟はあったのに、戦闘をして、相手を撃って、それでも込み上げるこの胸の痛みはどうしようもない。
- プラントに被害はなかったことはホッとしたが、そんなことを頭でぐるぐる考えるキラの足取りはどこか重かった。
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- 議長室に戻るとすぐに気がついたラクスが、キラの名前を呼びながら大丈夫ですかと駆け寄る。
- 体の疲れの心配もあるが、心が傷ついていることの方が心配だった。
- 優しすぎて、人のことを思いすぎて、追わなくていい傷まで背負ってしまう。
- そしてそれを決して他人に見せようとはしない。
- それはキラの強さであり、そして弱さでもあった。
- そのために一度は廃人寸前までボロボロの状態になったのだ。
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- だがキラは笑って大丈夫だよと応え、ラクスをそっと抱きしめる。
- それはいつものことで、その笑顔がかえって痛々しく思えたが、議長という立場もありただキラの心配だけをして上げられない自分を歯痒く思うラクス。
- それに先の戦闘の報告も聞かなければならないことも事実。
- そしてそれだけの意志と覚悟をしたことを知っているし理解していないわけでもいないので、ラクスはそれ以上追求せず、またここでこのまま抱き合ってままはさすがに恥ずかしいとも思ったので、体をパッと離すとすでに集まっている評議会の面々や軍幹部の輪の中に2人並んで入っていく。
- 戦闘の報告は既に評議会にも入っていた。
- ヒルダ達も無事に戦闘を終えたことにキラは少しホッとして輪の中に入ると、戻ってくる間に簡単にまとめた報告書を読み上げていく。
- 月の基地は陥落、備えられた戦闘能力は今も作業を続けているザフト軍が調査、掌握し、プラントが再び攻撃される心配は今すぐはないことをまず告げた。
- その報告に評議会議員達は一斉に胸を撫で下ろす。
- このところ張り詰めていたものが切れたかのうように、空気が少し軽くなった気がした。
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- その感覚に少しだけ笑みを零し、その他現状の状況の報告を続ける。
- そして最後にプラントに核ミサイルを撃ってきた部隊も、月基地の部隊も捕虜として人道的な対応をと訴えた。
- その言葉にまたざわめきが起こる。
- ブルーコスモスは我々の命を狙ったのだ、地球でも追われるただのテロリストだ、即刻処刑すべきだ、という声すら聞こえてくる。
- 反応は予想できたことではあったが、いざその声を聞くとまた哀しい気持ちが溢れてくる。
- 人はどこまで悲しみと憎しみの連鎖にしばられているのだろうと。
- キラの心はまた痛みを覚えていく。
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- ラクスにはそんなキラの痛みがリアルに伝わった。
- だからキラにこれ以上無用な傷を増やして欲しくなく、そんなキラを救うようにラクスがザフト軍へキラの提案どおりの指示をする。
- 何を言うのかとラクスに講義の声を上げる者も出るが、有無を言わせぬ強い決意の表情で熱く語る。
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- 「ナチュラルの、ブルーコスモスの捕虜とはいえ、人間であることに変わりはありません。私達は敵を作りそれを撃つことが平和を築くことではないと知ったはずではありませんか」
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- キラに傷ついてほしくないのは確か。
- だがラクス自身もキラと同じように胸を痛め、そしてナチュラルだからコーディネータだからと憎しみ合う世界に終止符を打つべくプラントに戻る決意をしたのだ。
- だからそこは例え評議会の面々でも譲るつもりはない。
- その気迫と言葉に、誰もが反対することもできず押し黙る。
- それをラクスは肯定と取り、キラに少しだけ笑みを見せるとまた力強い表情で、今協議すべきことそしてプラント市民への報告内容について確認を行う。
- 同時にザフト軍へは捕虜への暴行などを禁止するように指示を伝える。
-
- それらの内容が確認されると、捕虜と今後の基地への対応についての協議の提案がなされ、そのまま臨時の評議会開催へと話は流れていく。
- そして場所を正式に評議会場へと移して、本格的な議論の開始をということで議員達の意見がまとまりつつあった。
- それにラクスも賛同し、キラもその間に詳細な報告書の作成やフリーダムの整備をと話をする。
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- そんな中にずっと傍らに控えていたバルトフェルドがよろしいですか、と話の腰を折る。
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- 「話がだいたいまとまった所で、キラ、ラクス、お前達はそろそろ休め」
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- 少しだけ凄みを含んだ真剣な表情で、キラとラクスにそう告げる。
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- 「このところラクスは議長室に詰めっぱなしだ。キラもさっきあれだけの戦闘をしてきた後で、疲労もピークに達している。戦闘の詳細な報告は後でイザークから出ることだし、かまわんでしょう?評議会議員の方々」
-
- 確かにラクスはアークエンジェルから連絡を受けた後、評議会での協議の後すぐに議長室へと入り、この数日は議長室に泊り込みでプラント市民への演説放送や、評議会、軍本部への指示等を行っていた。
- キラも同様にラクスの補佐をしながら、受け持っている技術案件の開発も進め、しかも先ほどまでMSで戦闘を行っていたのだ。
- いかに優秀なコーディネーターと言えど、疲労が溜まらないわけがない。
- 当の本人達にはその自覚がなくとも、言われればお互いの体調が心配になってくる。
- 他人のことばかり気遣って、自身は無理をするのだから自分が気をつけてあげないとと思っている者同士である。
- 休みを取られるには2人に同時に取らせるようにするのが一番だ。
- それは付き合いの長いバルトフェルドだからこその配慮でもある。
- そして予想通りお互いが相手に休みを取るように譲り合うのをバルトフェルドに呆れた顔をされて、評議会の議員達も満場一致で、結局二人揃って強制的に休みを取らされたのだった。
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-
*
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- そんな訳で二人は共に暮らしている家へと帰ってきた。
- その前にもプラントの各都市で遊説等も行っていたため、数週間ぶりの我が家だ。
- かつてシーゲルと暮らしていた場所ではなく、ラクスがキラとの新しい思い出を築いていきたいという希望で、アプリリウスの郊外に新たな屋敷を建て、そこでキラと暮らしている。
- 数週間ぶりでも家の中、そして広大な庭は綺麗に整えられている。
- いない間でも使用人達が掃除をしてくれており、自分を慕ってくれる人達にただいまを言えることは二人してほとんど同じ職場で働いている状態なので嬉しかった。
- そしてリビングに向かいながら、これらかどうしようか等と二人は囁きあう。
- 普段、休日などは中々取れないが、今回のように急に休みをとれることなど滅多になく、事前にどうやって過ごすか二人で決めていた。
- そのためこうやって急に休みになっても何をすればいいのかと迷ってしまう。
-
- その拍子にキラのお腹の虫が鳴った。
- MSの操縦というのは思っているより体力を消耗する。
- 操縦の前に何も食べていなかったことも思い出し、少し恥ずかしそうに顔を赤くしたキラを見て、ラクスはくすりと笑顔を零した。
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- 「キラは少しお休みください。私は本当にそれほど疲れておりませんから、久しぶりにお料理をお作りしますわ」
- 「でもそれじゃ君が休めないよ。僕は大丈夫だから」
- 「そのようにお腹の虫が鳴られては説得力がありませんわ」
- 「僕も本当に大丈夫だから。じゃあ、せっかくだから一緒に作ろうか」
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- ラクスはせっかくだから久しぶりに自分の料理を食べて欲しいと思った。
- 普段は忙しいこともあって、家に居ても使用人に作ってもらった料理を一緒に食べることがほとんどだから。
- 使用人達の料理もおいしく、決して不満があるわけではない。
- だがたまには自分の料理を食べてもらって、そしておいしいと言ってもらいたいと思った。
- キラの前でだけは、評議会議長や平和の象徴の歌姫ではなく、ただ一人の女性になれる。
- それはラクスにとって最も幸福な時であり、疲れなど感じるはずもなかった。
-
- キラとしてもラクスの手料理が食べられるのは嬉しいが、それでラクスがあまりゆっくり休めないのは嫌なのだ。
- だがラクスは頑固なところがあり、きっと折れてはくれないだろう。
- ならば一緒に作って少しでも負担を軽くしようと、なにより二人で一緒にいる時間を作りたいと思った。
- キラにとって今必要なのは、空腹を満たす料理ではなく、ラクスと二人で過ごす暖かな時間だから。
- 冷蔵庫に入っている食材を確認して二人で作る料理を決めると、また穏やかに笑いながらキッチンに並んで作り始める。
- そして鍋に調味料を加えていくラクスと、手際よくサラダを盛り付けるキラ。
- ラクスから見てキラは本当に何でもできて関心してしまう。
- まだオーブで共に過ごしていた時は驚かされてばかりだったのを思い出す。
- それはようやく彼本来のものと思われる穏やかな暖かい笑顔を見せてくれるようになった頃。
- 今日は僕が夕飯を作るよと、突然キラが言い出した。
- 何の冗談かと思ったが、目は真剣に料理を作ると語っていた。
- そんな生気のある瞳は久しぶりで、涙が出そうなほど嬉しく思った。
- そして今まで迷惑かえちゃったしと、苦笑していたのが何だか可愛らしかった。
- 結局任せることにしたのだが、出来上がった料理を見て、そして食べて、料理は初めてと言いながら本を見ただけでここまで作れるのかと驚いた。
- 母親であるカリダも息子が料理ができるのを驚きと成長の喜びと、少しの寂しさを見せたのは印象的だった。
- そしてひょっとしたら私よりもおいしいのではと、ちょっと悔しかったのを覚えている。
- それからかも知れない、料理の腕を上げようとより家事を積極的に手伝って、料理を作るのが楽しくなっていったのは。
- 自分の愛する人にもっと笑って欲しくて、幸せをあげたくて、貴方が笑ってくれるたび心がとても安らいで。
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- 思い出し笑いをかみ殺し、そんなラクスに少しだけ怪訝な顔でキラが尋ねれば、何でもありませんわと嬉しそうに返す。
- キラも何だか嬉しそうなラクスに苦笑して、ラクスが楽しそうだからまあいいかと気を取り直して作業を続ける。
- それは初々しい恋人の様に、新婚の夫婦のように微笑ましく、普段中々お目にかかれない主人達のこの様子に使用人達も暖かな気持ちになっていた。
- 使用人達にとって、この二人の主人に仕えることはこの上なく幸福なことでもあった。
-
- そんな二人を手伝おうと使用人達が入れ代わり立ち代り声をかけてくる。
- そんな状況に二人はやがて使用人達も一緒に食事会をしようと思い立った。
- 食材の量を増やし、今からできる料理を追加し、その内に使用人達も加わっての作業へと変わっていく。
- この屋敷に住む者達全てが総出で料理を作り、庭で完成した料理を囲み、ささやかなパーティが開かれることになった。
- そこには笑顔が溢れていた。
- それはプラントの陽気な午後の一時。
- キラもラクスも一時、先ほどの辛い戦闘の記憶を忘れて楽しんだ。
-
-
*
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- 次の日、二人は同じベッドで共に朝を迎えた。
- といっても外はすでにだいぶ明るい。
- 時間も昼に近い時間を指している。
- 二人で久しぶりに夜を共にしたことで、よく眠ってしまったらしい。
-
- 先に目が覚めたキラは昨晩のことに少し頬を赤くしながら、隣で眠る愛しい人の寝顔を幸せそうな笑みで眺めていた。
- 髪を撫でながら、このところいつも一緒にいながら中々二人きりで話をする機会すらなかったので、昨日からの時間は本当に楽しくかったと幸せを噛み締める。
- 使用人の人達も喜んでくれたし、と一人満足げに心の中で頷く。
- やがてラクスもゆっくり目を開き、まだ少し眠そうな目をこすり、だが目の前で愛しい人が幸せそうに笑っているのを見て自分も胸の内から暖かなものが湧き上がり、自分も幸せに包まれている気分になれる。
- どちらからともなく唇を重ねて微笑むと、もぞもぞと起きだす。
- それはいつも家で過ごす時の二人の朝の光景。
-
- 昨日は急な休みながら久しぶりにゆっくりできたが、いつまでもゆっくりしていられないのが現状だ。
- バルトフェルドとの約束も今日の昼までなので、出かける準備をゆっくり始める。
-
- 「でも、これだけで終わるんだろうか」
-
- 準備をしながらキラは呟いた。
- それはユニウスセブンが落下した時にも感じた、哀しくも確かな予感に似ていた。
- 悲劇は起こってしまったけれど、それは何かの前触れのように、戦争や憎しみの種をばら撒かれたように、それは確実に2人の心に芽生えたものだった。
- それと似たような感覚を、不安を、今も抱いている。
- そんな気持ちが大きく、キラは思わずポツリと本音を漏らす。
- ラクスはそんなキラを心配しながらも、その感覚を払拭できず、完全に否定することができない。
-
- 「ええ、このまま何もなければよろしいのですが」
-
- それは暗にキラが戦わずに、傷つかずに済むようにという願いも含まれている。
- キラは本当に優しい。
- MSの戦闘でも絶対にコックピットを狙わない、パイロットとしては甘すぎる”不殺”の戦いしかしない。
- それでも相手が傷つくことはあるし、結果として命を奪ってしまうこともある。
- そのことにキラはいつも傷ついてきた。
- 昔のように廃人になることはないと信じられる程にはキラの強さを信じてはいるけれども、やはり心から笑って一緒にいて欲しいと、それはラクスが心から願う未来。
- 叶うことは遥か遠くに思えても。
-
- 「僕は大丈夫だよ」
-
- ラクスの表情が曇ったのをキラは見逃さない。
- そしてその理由もキラにはすぐに検討がついた。
- だからキラはラクスを安心させるために、ラクスを抱き寄せた。
- 見るもの全てを魅了する穏やかな甘い笑顔を浮かべて。
- 言いたいことはあるが、その包まれるような感触があまりに心地よくて、結局ラクスは黙ってキラの胸に擦り寄り、その幸せの温もりを体中で感じた。
- このまま時が止まって欲しいと思うほどに。
-
- 同じ頃、一足先に届いたイザークからの報告書を見たバルトフェルドも同じことを考えていた。
-
- 「これだけの戦力、何のバックアップも無しに揃えられるもんじゃないな」
-
- 敵が用意していたのは核ミサイル数百発に、1個師団にも上るMSと戦艦の数。
- 今のブルーコスモスの組織力から考えて、誰かが裏で提供したとしか考えられなかった。
-
- やれやれ、どうしてこうも人は争いが好きなのかねえ。
-
- バルトフェルドは内心では盛大な溜息をついた。
- そしてせめてまた世界を巻き込む大きな戦争にならないことを祈るばかりだった。
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